辞書では?

辞書をひいてみると、「流行、はやり、流行の服装・髪型などや単に
服装の意に用いられることもある」とあります。

しかし、Wikipediaでファッションを調べると、
「服飾(被服)の他、装いに関係する装身具(装飾品、アクセサリー)、
美容(理容、髪型、化粧)、香水などもファッションの範ちゅうである。

(略)さらに広義には音楽などの文化やライフスタイルまでをも包括しうる。とあります。

ファッションはいつの時代においても自己の表現手段であり、
あるときは性別を、あるときは身分や階級を現してきました。

いつしかファッションは芸術やアートの世界にまで踏み込んで、
デザイナーたちは着られる芸術作品を目指しました。

ファッションは文化の拡がりより早く情報として伝達される

ファッションはあるコミュニティの中で少数派から生まれ、
コミュニティ内から別の集団へ、ときには国を超えて広がっていきます。

この様は文化の伝播と似ていますが、
ファッションは文化の拡がりよりもはるかに早く情報として伝達されていきます。

このことはTGCが瞬く間に世界的なファッションイベントとしてグローバルな
拡がりを見せたことにも現れています。

ファッションの起源は14世紀中ごろのヨーロッパだとする説がありますが、
15世紀には数年のサイクルで変化していくファッションの移り変わりが
絵画などからも見て取ることができます。

ヨーロッパにおけるこのころの上流階級では、
似たようなスタイルから各国独自のファッションを発展させましたが、
18世紀ごろにはフランスのファッションに席巻され同化していきます。

このころ、すでにフランスはファッションリーダーだったんですね!

時代は下っていくと?

時代は下ってオートクチュールやプレタポルテが登場し、
それはやがてストリートファッションへとバトンを渡していきます。

日本では戦後のアメリカへのあこがれからアメリカンスタイルが流行し、
アイビールックとミニスカートが街にあふれ、
ベトナム戦争でのヒッピー運動からジーンズが浸透していきました。

70年代には「an-an」「non-no」が相次いで創刊され、
女子大生のバイブルと呼ばれた「JJ」が後に続きます。

そして80年代のトラッドを経て、バブル期のボディコンへ。

バブルの崩壊後は急速に渋カジが台頭し、ヤマンバ、ガングロという一種のトレンドアイコンが
注目を集め109を中心とした新しいファッションリーダー「ギャル」へと変化してきました。

そして、現在は「ガールズ」や「女子」といったエージレスな女性たちによって、
さまざまなテイストを織り込んだファッションが生み出されています。

ファッションとは英語の「fashion」=流行、流儀を意味しますが、
その語源となったラテン語の「factio」は「ものごとを作り出したり生み出したりすること、
またその方法や仕方」を指しています。

ファッションはものごとのあり方そのものを指し示し、
私たちの存在意義を知らしめる手段だと考えられます。
ファッションとは私たち自身が作り出すものなのです。

まさに、私たち自身が作り出すファッションを、
私たちの手で世界に向けて発信していくのがTGCといえるでしょう。

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